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技術情報/INDEX
レーザックがご提供する構造モニタリングの各技術原理、またよくあるご質問(FAQ)についてもご紹介します。
技術原理
光ファイバ分布型振動センサ
(DAS)
1本の光ファイバで、光ファイバのどの位置に、どれくらいの振動や音響が生じているのかを割り出すことができます。
光ファイバドップラセンサ
(FOD)
光ファイバで、人間の耳にも聞こえない超音波領域を検知することができます。従来は様々なセラミック素子を利用した圧電型のセンサがメインでしたが、これと同程度の性能を持っています。この超音波を検出することで、目にも見えないような微小な亀裂の発生・進展を観察できます。
ファイバブラッググレーティングセンサ
(FBG)
光ファイバのコアに紫外線を照射して、規則的な縞(回折格子)を作ります。すると、光ファイバの中を透過していく光の様々な波長の中でその縞の周期(屈折率)に合う波長だけが跳ね返されます(反射)。この縞の周期は歪みや温度によって伸縮しますのでセンサになります。
FBGセンサの周波数多重化法
(OFDR)
FBGセンサは1本の光ファイバ上にいくつものセンサ部を設けることができます。しかし、多数設けられたセンサの位置を、何らかの手法で識別しなければなりません。反射波長の違いでそれを認識する波長多重、反射時間の違いで認識する時間多重などの手法がこれまで出ていますが、測定点数や空間分解能に課題がありました。それを解決する技術がこれです。